2008年09月29日
【第二十回(最終回)】北京パラリンピックを終えて

12日間にも及ぶ北京パラリンピックが幕を閉じました。

車椅子バスケットボール男子チームの成績は、12ヶ国中7位。
過去最高に並ぶ順位でした。

しかし、この結果に誰一人として満足はしていないと思います。
メダルを本気で目指して、選手・スタッフ一丸となってやってきましたから。。。

ただ、結果は結果として受け入れなければ行けないし、これが今の日本の実力かもしれません。

今回の北京で感じたことですが、どこのチームもレベルが上がってきていて、
どこが勝ってもおかしくない、そんな大会でした。

一昔前のイランや南アフリカは、日本に20点差をつけられていたのですが、
今では、イランは日本に勝つまでになり、南アフリカも日本と互角の勝負をするまでに。
ちなみに、イランの選手は、イタリアでプレーしている選手がほとんどで、
南アフリカの選手もオーストラリアなど、海外でプレーしている選手がいるそうです。

本当にどこの国も、しっかりとした強化を積んできていると感じました。

もちろん日本も強化を積んで、レベルが上がってきた国の一つです!
予選リーグでは、強豪のドイツに勝ち、優勝国のオーストラリアとは前半互角の勝負でした。

勝った時の試合と、負けたときの試合、何が違ったのか?
ミスだって勝った試合も負けた試合も同じくらいしているし、
もしかしたら、勝った試合のほうがミスが多かったかもしれません。

勝敗を分けたのは、やはり「ハート(気持ち)」でした。
相手よりどれだけ勝ちたいか!というハートの部分が、勝った試合は全面に出ていました。
ミスをしても切り替え、辛抱強くディフェンスもがんばっていました。

世界の強豪と比べても、それほど技術的な差は感じません。
ただ、世界のトップチームは、どんな時でも強いハートを持ってプレーしてたのです。。


今後、日本が強くなる為に何が必要か、特に強く感じた私なりの意見ですが、
まずは、国際経験を多く積むこと。(いつも言っている事ですが・・・)
これは、日本代表としての海外遠征だけではなく、個人での留学(短期・長期)なども含めて。

次に、プレッシャーに負けないメンタル面の強化。
もう一度、専門のメンタルトレーナーを入れてみるのも面白いかもしれません。

戦術面・技術面は、今後、新たなスタッフ陣が考えて行くことだと思うので控えます。


さて、私の今後についてですが、今ここでお話するつもりはありません。
少しの間、ゆっくり休んで、これからの事を考えて行きたいと思っています。

今後の私の動向については、私の個人ブログでご確認下さい!
http://www.kyoyastyle.com/blog.html

最後に応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
メダルという目標は達成されませんでしたが、多くのことを今大会で学びました。
この経験を活かして、次のロンドンに向けて日本代表チームは成長して行きます。
これからも、車椅子バスケットボール日本代表の応援、よろしくお願いし致します。

Road to … Beijing 2008は今回で終わりますが、また違った形で帰って来るかもしれませんよ~。
それではみおなさん、またお会いしましょう!


北京パラリンピック試合結果

日本対スウェーデン  49対61 ●

日本対ドイツ      58対56 ○

日本対イラン      50対69 ●

日本対カナダ      48対75 ●

日本対南アフリカ   60対58 ○

予選リーグ 2勝3敗 リーグ4位で決勝トーナメントへ

準々決勝
日本対オーストラリア 52対72 ●

5-8決定戦
日本対ドイツ      57対71 ●

7-8決定戦
イランが棄権のため、日本の7位が決定

Posted by きゃっする  at 10:00 │Comments(0)

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